こんにちは。ほぼ純正の５１ＥＬなのですが、一時間ほど、街中を走り、少し（だいたい10分ぐらい）止まるとエンジンのかかりが悪くなります。その症状としては、キックを蹴っても、「ブルンッ！」というだけで、ガソリンが回っていないかのような感じです。以前のログで冷間時よりも温感時の方がかかりが悪い旧車もあると書いていたので、まさにその通りという感じです。しかし、先日、知人から、「アクセルを全開にしてかけるとかかりやすい。」と聞き、ためしたらなるほど、かかりました。（黒煙がすごいですが・・・）ということは、ますます、ガソリンの供給が止まっている感じがするのですが、そういうことってありうますか？また、アクセル全開でキックをすることでどこかに負担はありますか？ベストな方法を教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

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ガス欠では無くヘッド温度が上がり過ぎの状態です。高温下では混合ガスも揮発し過ぎてしまい燃焼室内でうまく着火出来なくなります。
先ずは何故それほど高温になるのかが問題です。オイルが熱を吸収する速度が遅いのが考えられますので違うブランドに交換してみるのが分かり易いです。
スロットル全開でキックするのは先人の知恵でチョ−クを使うとカブリ易くなってしまうのでキャブをだます訳で効果あります。

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早速のお返事ありがとうございました。オイルを違うブランドの５０番に変えてみます。また、よろしくお願い致します。

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割り込みで失礼します。私も昔父にキックの話を同じく聞いた事が有りますがセル付きばかり乗り変えてたので試す機会が無かったです。
よろしければ何故なのかしくみを知りたいのでご教示下さい。

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一回のキックで吸い込めるガスの量は決まっているので何回か蹴って反応さえ有れば空気とガソリンの割合がいずれかに片寄っている理屈です。
加速ポンプを使うとガソリンが多過ぎるしバタフライ・チョ−クだと空気を遮断し過ぎてセルなら可能でもワンキックでは可能性が低くなります。
そこで先人達はキャブを誤作動させるワイドオ−プンのままキックをひらめいたのです。
人間も大きく口を開けると上手く吸えないのと同じで流速を下げてガソリンの比率を丁度良い塩梅にしたのです。
素晴らしきかな　機械に打ち勝つ手練の知恵。

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よ−く理解できました。今迄決められた動作をあまり考えもせず繰り返す事が多かったのですがとても勉強になりました。

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